社員が辞めたくなる仕組みをつくってはいけない

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

今の時期は多くの会社で冬のボーナス時期となり、社員の心は浮き浮き気分です。

ところが、その中には「ボーナスをもらったら会社を辞める」と密かに心に誓っている人も少なからずいます。

経営リーダーはボーナス時期になるとそうしたことに関して悩みを抱えるようになります。

・・・・・・・・・・・・

社長の悩みで割と多いのが「社員の定着について」です。

新卒・中途にかかわらず、採用した人がすぐ辞めてしまう、というのは黙って見過ごすわけにはいきません。

せっかく費用をかけて採用したのに、そんな社員が辞めていけば無駄金は数百万円以上にもなるとも言えます。

採用コストだけでなく、入社後の研修教育コストもあるし、辞めたことによるさらなる欠員補充コスト、加えて社内文化悪化などを考えると損失はけっこうな額になります。

それにも関わらず、社員が辞めることに関して何も対策を打っていない会社/経営者も実際には多いように思えます。

​ヘンな言い方ですが、言ってみれば「社員が辞める会社には社員が辞める仕組みがある」とも言えるわけで、そうした仕組みを排除することが重要です。

「採用しては退職される」を繰り返している会社には、「社員がすぐ辞める仕組み」が隠れて存在しています。

一般的に、「仕組み」と言うと「繰り返し良い結果が導かれる」ことを指しますが、逆もあるわけです。

その仕組みは経営リーダーが意図して作ったものではなく、無意識の経営下でいつの間にか自然とできてしまったものかもしれません。

本来は経営リーダーがしかるべき手を打って排除しておくべきなのに、それを怠っているがゆえにいつしか社内に「見えざる仕組み」として勝手にできあがってしまったものです。

社員が辞める仕組みは、主として以下のようなものです。​

1.期待と現実のギャップにがっかり

2.上司とソリが合わない(いじめられるとか)

3.正当な休みが取れない

4.理不尽な残業が多い

5.不正行為をさせられる

新入社員が辞める理由をその新入社員のせいばかりにしていては会社全体のモラルが下がっていきます。

リーダーがそう考えているようでは会社組織には成長も魅力もありません。

新入社員に限らず、社員が辞めていく原因は自社のどこかにある(←たいていは組織の仕組みのどこかにあります)と考えることで初めて改善の一歩を踏み出せます。

もし、自社で繰り返し離職が起きる・・・としたら、かなり大きな原因が自社にある(問題が隠れている)とみるべきです。

そう考えるとこれまで見えなかった何かが見えてくると思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-2-16

    見込み客・お客さまを集めるのではなくて・・・

    営業会議では、よく「客を集めるには・・・」といった言葉が飛び交います。 まあ、別にそれで間違っ…
  2. 2021-9-6

    【重要】「持ち家志向」の前に持つべきものとは?

    これまでの日本人の人生設計の中には「持ち家志向」が根強くあったと思います。 社会人になった後、…
  3. 2017-3-26

    【経営者注目!】新規参入でビジネスを早く軌道に乗せる裏技とは?

    一般的に、既に市場が出来上がっている業界に新規で参入していくのは「レッドオーシャンに飛び込む」・・・…
  4. 2017-10-25

    【必見!】費用をかけずに自己投資(啓発)をする方法

    自己投資には大きく2つの方法があります。 一つはお金をかけて行う方法で、もう一つはお金をかけな…
  5. 2025-2-10

    結局は自力で「原資」を稼ぎ、長期視点で「投資」するしかない・・・

    数年前、トマ・ピケティが提唱した『21世紀の資本』が流行りました。 これは次のような不等式で表…
  6. 2016-11-14

    女性の化粧に学ぶマネジメント術

    サラリーマンは理由で動きます。 ビジネスマンは目的で動きます。 ・・・・・・・・・・・・…
  7. 2018-1-2

    100%利率の貯金を何日継続できますか?(複利パワー)

    もしも、元日に1円の貯金をして、2日にはその倍の2円の貯金をして、3日にはその倍の4円の貯金をして・…
  8. 2017-12-13

    2回立ち読みするほどの雑誌や本は・・・

    書店やコンビニでは雑誌や書籍を立ち読みすることがけっこう可能です。 たまたま時間が空いたときな…
  9. 2021-5-27

    年会費の位置づけ

    世の中にはいろんな「会員制度」があって、身近なところではスーパーや美容院や飲食店などがあります。 …
  10. 2017-3-9

    歳をとるほどに若者と話すときの留意点とは?

    同じ家に住む家族であっても、親と子どもの見ている視界は別々です。 子どもが小さい頃には、親は子…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る