大金持ちというのは、日本に限らず世界のどこの国でもビジネスを通じてそうなった人が多いと思います。
なぜなら、「ビジネスを通じて」ということは、数多くの顧客からお金を支払ってもらうことができるからで、「数多くの」ということは青天井にお金を集めることが可能だからです。
大金持ちの中には、親からの遺産相続でそうなった人もいれば、特許などの発明でそうなった人もいれば、持ち株の上場や値上がりによってそうなった人もいますが、そういう人たちは一時的に大金持ちとなっただけで、「ビジネスを通じて」大金持ちになった人には及びません。
そういう意味では、大金持ちになりたければビジネス家(=経営者)になりなさい・・・ということが言えます。
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資本主義経済社会とは、ビジネスをつくり仕掛ける人が経済的に報われる世の中です。
ビジネスをつくるということには2つの意味があります。
1.ビジネスモデルをつくること
2.ビジネスの運営の仕組みをつくること
ビジネスモデルとは「儲かる仕組み」のことであり、ビジネスの運営の仕組みとは創業した自分がいなくなってもビジネス自体は半永久的に機能していく状態のことを指します。
つまり、創業者(自分)が引退しても(あるいはこの世を去っても)それまでどおりに世の中に何らかの価値を提供し続けられるビジネスモデルをつくることができていたなら、創業者である自分にはそれなりの富が得られているハズ・・・ということです。
資本主義経済下では、社会の仕組みも税金の仕組みもそのように成り立っていると思います。
世界に名高い超有名な企業では、すでに創業した人はこの世にいません。
でも、その企業は創業者を失ってもずっと超有名企業であり続けている・・・ということが上記を証明してくれています。
そうした企業では、「ビジネスを通じて」雇用を生み出し、納めるべき多額の税金を生み出し、社会に貢献と価値の提供を行なっています。
雇用を生むということは失業率の低下につながり、犯罪も減少します。
税金を納めるということは、政権が安定し、人々が安心して暮らせる世の中になります。
現代社会で、もしも大金持ちになりたい!と思うなら、いきなりは無理でもやはりビジネスを起業して、それを発展成長させていくという努力を惜しまない姿勢が求められると思います。
また、そこまで大金持ちになろうとは思わない・・・というのであれば、小規模なビジネスを展開し、投資によってお金を得るのが手っ取り早いと思います。