値上がりするとわかっていれば買う人/わかっていても買わない人

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

来年物価が2%上がります・・・と言われて、「じゃあ、今のうちに買っておこう」と思う人がどれくらいいるのかわかりませんが、少なくとも昔よりは減っているような気がします。

そして、昔より増えているのは「じゃあ、高くなるのならますます買うのはやめておこう/いざとなれば借りればいいや」という発想をする人たちのような気がします。

似たようなことは「消費税の増税」においても起こりえると思います。

前述の物価に関しては上がるかどうか定かではありませんが、消費税のほうは政策なので決定事項であり、政府が「2%上がる/上げる」と言えば必ず上がります。

駆け込み需要はそれなりに増えると思われますが、その一方でかなりの買い控えが起きることも想定できます。

なぜなら、買いたいものが特にない・・・欲しいモノはもう揃っている・・・そもそもそんなにお金がない・・・と言いたくなる家庭が多いからです。

実際、我が家でも特段何かが欲しい!増税前に急いで買わなくっちゃ!と思うような品はありません。

増税になろうとならなかろうと、必要に応じてその都度買えばいい・・・くらいにしか考えていません。

むしろ大事なのは購入時の絶対金額であり、たとえば増税前は「定価1万円+消費税8%(800円)=10,800円」だったのが、増税後に「定価9,800円+消費税10%(980円)=10,780円」となったなら、増税後のほうがおトク!・・・ということになります。

賢い消費者たちは、過去の経験則でそうしたことに気づいています。

大事なのは「消費税を上げる」ことではなく、「税収額を上げる(増やす)」ことにあるわけですから、消費者の立場としての目的と手段をごっちゃにしてはいけないと思います。

ビジネスにおける商品の価格設定と同じです。

価格を上げて良いのは需要と供給のバランスを鑑みて、勝算あり!と経営判断を下した場合に行なうべきのことであり、しかも重要なのはその後の「フィードバック(要確認)」です。

PDCAサイクルで言う「C(チェック)」が重要です。

株価であれば「来月必ず○%株価が値上がりする」とわかっていればみんなその株を買いますが、一般的な消費活動ではそうした論理は通用しません。

なぜなら、株と違って反対売買という概念がなく、損か得か?の判断がしずらいからです。

話がズレましたが、人間の購買心理や行動経済学を参考にしながら商品の「値上げ」を熟慮することは大事だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-2-15

    【確定申告】あなたの「本業」は自分で決められる!

    確定申告の時期になってきました。 雇用されて働くサラリーマンのほとんどは確定申告と無縁ですが、…
  2. 2018-1-18

    「5W2H」が「6:1」に分かれる理由とは?

    ビジネスでは「5W2H」を意識することが大切です。 When  いつ? Where  ど…
  3. 2017-12-29

    学者・評論家と実務家の発想の違い

    クイズです。 400円(100円玉4枚)を持ってパン屋さんにパンを買いに行き、130円(消費税…
  4. 2017-1-31

    文句を言いたげな社員を味方にする方法(ソクラテス式のマネジメント術)

    サラリーマンというのは自分勝手な生き物で、入社するときはさんざん美辞麗句を並べて、何とか採用してもら…
  5. 2017-11-20

    成功者に教えを請う方法(相手を気持ち良くさせる言葉)

    ビジネスにおいて、他者と協調し、お互いに切磋琢磨して高めあっていく姿勢は大切です。 中でも、明…
  6. 2018-3-3

    【必読】経済的自由を手に入れるための発想とは?

    世間のほとんどの人はお金を稼いだらそれを消費にまわします。それがある意味常識になっていると思います。…
  7. 2018-7-27

    【自己診断付き】歳をとったら「フレイル」に要注意!

    元気な人も歳を取り、いつか元気でなくなっていきます。 残念ですが、人間である以上仕方のないこと…
  8. 2017-8-6

    投資(不動産投資)のススメ

    不動産投資で経済的自由を手に入れようと思うなら、まずはおおざっぱでも構わないのでとりあえずの目標を持…
  9. 2021-3-19

    「何を」節約するか?が大事

    節約をするなら、たとえば「少しでも多くの金を貯める/残す」といった目的意識を持ち、自分で自分に言い聞…
  10. 2017-6-28

    「教わる」+「育つ」の発想

    学校の先生をはじめとしていわゆる「教育」に携わっている人の多くは「教育とは教え育てるものだ」という考…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る