日本では、高齢化に伴って認知症患者の増加が懸念されています。
いつ、自分の財産を自分で管理できなくなるかは誰にもわかりません。
まだまだ大丈夫と思っている人がほとんどだと思いますが、そう思っているうちにある程度の「準備」をしておくことが大事です。
なぜなら、何事も「イザ!その時!」になってからだと結局は何もできない・・・ことが多いからです。
自分の資産状況について、ある程度はキチンと整理をして、子どもや配偶者にわかるようにしておいたほうがベターだと思います。
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自分で自分の資産を管理できなくなったときに、その資産を管理して適切に処理をしてくれるのはたいてい「家族の誰か」です。
その「家族の誰か」に分かるように、自分の今の資産がどこにどのようにあるのか、必要な際の連絡先はどこの誰なのか、権利の証明書がどこに保管されているのか、金庫の番号、口座のパスワードなどはどこを見れば書いてあるのか・・・などを特定の人(=家族の誰か)にだけは伝えておくことが大事だと思います。
こうした資産管理の問題は、高齢者が増えていけばいくほどより重要となり、加えて詐欺師などの関与に騙されないようにすべての人が留意・警戒をする必要性も今後はますます高まっていくと思います。