ビジネスでも恋愛でも距離感は大切です。
つまり「遠く離れていてはいけないし、近いほうが良いけどあまりに近すぎてもいけない」ということです。
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・という言葉もあります。
一般的に人は「忘れる動物」ですから、どれだけ大好きな人でも地球の裏側にいれば百年の恋も冷めてしまいます。
また、人は「飽きる動物」でもありますから、あまりに接しすぎるのも考えモノです。
そして、「無いものねだり」を欲するのも人間の特性の一つです。
ビジネスでも同じです。
引き寄せの法則とか、ミラーニューロンとか、鏡の法則とか、思考は現実化するなどといった言葉がビジネスではよく聞かれますが、要は「距離感」が大切だということです。
お客さまとの距離感が薄まると(たとえば既存客に何も連絡しない/定期的なメッセージを届けていない/一度購入してもらったらあとは知らんぷりでほったらかし等)、そのお客さまの心はどんどん離れていきます。
人手もビジネスでも、この人!と決めた人の近くにある程度の回数を多く居ることが大事です。
一度に長い時間いるよりも回数を分けて何回も近くにいるほうが人の親近感/好感/依存心は継続します。
逆に、いつもいつもずっと付きまとっていたら、それが心の負担になって「ウザい!」と嫌われてしまう恐れもあります。
接する/接しないを適度に設けるほうがベターということです。
適度な距離感・・・つかず離れずの適切な距離感をもって親しくなるのが、ビジネスにおける良好な顧客関係の維持に大切だと思います。