定年でも停年でも諦念でもなく「丁年」の人生を歩もう!

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

台湾総督府民政長官、満鉄初代総裁、内務大臣、外務大臣、東京市長などを歴任した後藤新平氏の言葉にこんなのがあります。

「人のお世話にならぬよう

人のお世話をするよう

そして報いを求めぬよう」

明治から大正の近代日本の基盤を築き上げてきた不世出の政治家の言葉だけに重みと深みがあると思います。

彼はこの言葉を自身の「自治三訣」としていたそうです。

 

・・・・・・・・・

サラリーマンが会社を定年退職し、あとは自分の老後を悠々自適に暮らすだけ・・・となったら、上記の後藤新平氏の自治三訣の精神を持つと良いと思います。

 

そもそも「定年」というのは何も「会社勤務を停年」するという意味だけにとらえる必要はなく、ましてや「人生を諦念(あきらめの気持ち)」する意味でもありません。

 

たまたま法令上(就業規則など)に記載されている一定の年齢に達しただけ・・・で、日々の過ごし方を変える一つのきっかけの時期です。

 

人生100年時代における65歳という年齢はその道の約3分の2を生きた証の年齢です。

 

あえて言うなら、これからの令和時代の「定年」は「丁年」と考えたほうがベターかもしれません。

 

「丁年」というのは「一人前に成長した人」という意味です。

 

一人前になっていない人のことを「丁稚(でっち)」と昔は言ったものですが、この「稚」が取れた年齢こそが「丁年」で、すなわち一人前の人間の域に到達したことを意味するのだと思います。

 

丁年になったことを喜び、丁年になった後はそれまでの人生以上に「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう」に生きると良いと思います。

これまでの経験と知識を元に、自分のためと誰かのために自分の好きなペースで自由に生きることが可能な年齢です。

 

まだまだこの先35年の人生が待っていると思えば、本当に人生まだまだこれから・・・です。

 

ある意味、人生の本番は「丁年」以降かもしれません。

 

そうした人生を歩むとき、他者に迷惑をかけることがないよう、後藤新平氏の自治三訣の精神を見習って生きていきたいものですね。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目のお勧め記事!

  1. 2018-12-2

    未来の利益は経営者自身で「決める」ことが大切です

    社長(経営者)は、会社の利益数字をいつも頭の中で考える習慣が必要です。 未来の数字がいくらにな…
  2. 2017-5-26

    大切なことは「始めること+続けること」

    相田みつをさんの言葉に 「そんとくか 人間のものさしうそかまことか 佛(ほとけ)さまのものさし…
  3. 2017-4-5

    「間違わない」ことより「間違いに気づく」ことが大切です

    人は誰だって間違うときがあります。 完全完璧な人間なんていません。 大事なのは「間違った…
  4. 2016-12-14

    【必読!】不動産投資で気をつけるべき「3つのポイント」とは

    マンションを買って家賃収入を得よう!・・・と最近は、本当にいろいろなところで取り上げられるようになっ…
  5. 2022-12-9

    ビジネスは「できないことをできるように」しないと繁栄できません

    人の成長とは「できなかったことができるようになる」ことにその本質があります。 同様に、ビジネス…
  6. 2017-8-21

    昨日まではうまくいっても、今日はうまくいかないこともあります

    「昨日までの成功方法が今日からの失敗方法に変わることもある」・・・と思います。 なぜなら、時代…
  7. 2019-11-16

    「残す」「あげる」は割に合わない財産移転方法かも?

    自分の財産を「残す」・・・というのは結局相続となり、相続税がかかります。 自分の財産を「あ…
  8. 2016-12-29

    北斗の拳/ラオウの最期の言葉

    『北斗の拳』というマンガでラオウが自分の人生最期に放った言葉「我が生涯に一片の悔い無し!」というセリ…
  9. 2019-8-10

    親の遺産を当てにしないで生きる姿勢

    相続で「争続」になる人がいます。 意外なことに、そういった人は高額の遺産相続で揉めるのでは…
  10. 2017-9-10

    「努力」はなぜ大切なのか?→「◯◯」を得るためです

    よく言われることですが、旅客機が目的地へ向かって飛び立つとき、横にたった1度の差が出てズレて飛ぶと最…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る