誰にでもできないような仕事をする社員は優秀な社員です。
普通のリーダーは、優秀な社員を優秀なままに育てることを意識します。
優秀なリーダーはさらに上をいきます。
それは何か?
優秀な社員を育てるだけでなく、普通の社員も育てようとします。
つまり、誰にでもできない仕事を「誰にでもできる仕事に変換する」ことに尽力するわけです。
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社員の意欲の持ち方はさまざまで、たとえば月に500万円売った営業マンが「もっと売れたはずなのに・・・」と悔しがっているケースもあれば、50万円しか売っていないのに何とも思っていない営業マンがいたりします。
その実績の差もさることながら、その意識の差が優秀な社員と優秀でない社員を分ける差になっています。
ここで、リーダーの務めとしてはもちろん 「優秀な社員」を一人でも多く輩出することを心がけて育成することです。
優秀なリーダーは、優秀な社員にしかできないような仕事結果を優秀でない社員にも出させてあげるにはどうすればいいか?・・・と考えます。
つまり、誰にでもできない仕事を誰にでもできる仕事に変換することを考えるわけです。
ところが、これがまた相当難しいことでもあります。
だからこそ組織においてはリーダーの資質が重要であり、その存在意義が大切となってくるのだと思います。