リーダーは部下の行動を数字で計るなど、客観的な行動計測ができるように仕向けることが大切です。
たとえば、部下はよくこう言います。
「頑張ります/努力します」・・・と。
これらの言葉は美辞麗句です。
聞こえは良いのですが、客観性に乏しく、何をもって「頑張ったね/努力したね」と評価すればよいのかわかりません。
単に部下が「私は頑張りました!」「私は努力しました!」と言っても、リーダーはそれを適切に評価する術(すべ)を持ちません。
あえて言えば「結果がすべて」の発想で結果だけで評価すれば良いのですが、会社の業務では結果だけではなく、そこに至るまでのプロセスもとても重要で、リーダーはプロセスも評価することが大事です。
だからこそ、客観的に行動チェックをすることができるような計画を立てることが大事になってきます。
たとえば、電話を100件かける・・・とか、新規のアプローチを毎日10件行なう・・・などです。
数字が入っていると、それを完了したかどうかが客観的わかります。
抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で行動計画を言い表わすこと・・・これが大事で、リーダーはそのようにマネジメントする力量が必要です。