人が密集している所には目に見えない危険がたくさん潜んでいます。
一定区域に大量の人・車・建物が密集すると、誰かのほんのちょっとしたミスから大きな事故を引き起こしたりします。
自分は注意していてミスをすることがなくても、自分以外の誰かがミスをするかもしれません。
人が多くなればなるほどその危険度は上がります(リスクは高まります)。
狭い階段で誰かがちょっとよろついただけで前の人を押し、それが将棋倒しのごとく波及して次々と人が倒れていき、場合によっては重なり合って呼吸ができなくなる人も出てくるかもしれません。
人間の体重を50〜80キロとすれば、人が倒れ合ったり、ぶつかりあったりするのはかなり危険です。
車の渋滞でも、元は誰かが起こした事故が引き金になっていたりします。
渋滞に巻き込まれノロノロ運転で皆がイライラしているうちに思わぬ大事故につながる恐れもあります。
車の場合1トン(100キログラム)以上ありますから、車同士の衝突はかなり危険です。
会社内では多くの人が働いていますから、必然的に人為的ミスも生じます。
なぜなら「人はミスをする生き物」だからです。
そんなミスが起きて事故・事件につながるかもしれない・・・ということを認識したうえで、いかにしてそうしたミスが起きないように仕組みを構築して防衛するか・・・が大事です。
もし、仮にミスが生じたとしても被害を最小限に食い止められるようにどんな仕組みを用いて防衛線を張っておくか?
・・・・・・・・・・・
悪いことばかりではありません。
何がきっかけとなってその後の人生や仕事が好転して良い方に向かっていくかは誰にもわかりません。
イチローや大谷翔平のように小学生の頃に決めた夢を大人になって実現させるというのは確かにカッコ良いです。
初志貫徹・・・子どものころの夢を実現させる・・・という人生は楽しいし立派です。
でも、凡人である私たちの生き様はなかなかそうはいかないかもしれません。
なかなかそうはいかないけども、何かが起爆剤となって自分の人生を大きく飛躍させる機会はどこかに存在しているハズです。
その機会(=チャンス)を掴むことができるかどうか?
人生における進路は固定化されたものではありません。
今サラリーマンをしている人も、その進路(未来)が変わってサラリーマン以外の道を歩むことになる可能性も秘めています(私もそうでした)。
自分の可能性を閉じてしまうのはナンセンスです。
逆に定年までサラリーマンを続けられると信じるのも、今の時代はあまりうまくありません。
人生、どこにどんなきっかけ/大切な機会が潜んでいるかなんて誰にも分かりません。
人生は予定調和なのか予定調和ではないのかよく分からない進路変更がどこかで起きるものです。
そうした機会(チャンス)が到来した!と思ったなら、迷わずその時に食わず嫌いをせずにその機会(チャンス)をつかみ、その後は全力で取り組んでみるという姿勢を持っているほうがベターだと思います。