小学生がコンビニでジュースやお菓子を買って、みんなで割り勘の計算しているのを見るのはちょっと微笑ましいものです。
見ていてイヤな気持にはなりません。
また、主婦がファミレスのテーブル席で伝票を前に「〇〇さんはいくら、△△さんかはいくら・・・」とやっているのも、まあ、別にそんなにおかしくはなく、ごく普通の光景に見えます。
でも、これが場所は変わってカフェや居酒屋などで、それなりの高齢者のグループが、レジのところで「円単位」で割り勘をして1円玉をやり取りしているのをみると、ちょっと痛々しく見えることがあります。
いい歳して1円刻みで割らなくても、誰かが10円~100円くらいの割り勘負けをしてサッサと支払うほうがスマートです。
レジでもたもたされると他のお客さまに迷惑がかかりますし、そんなに1円単位で損得を計る年齢でもなかろうに・・・と思ってしまいます(私の性格・価値観なのだと思いますが・・・)。
まあ、公的年金だけでは老後の生活が成り立たない(2千万円不足する)とか、老後破産という物騒な言葉が飛びかう現代社会ですから、もしかすると致し方のないことなのかもしれません(でも、今の高齢者は年金的に逃げ切り組だと思いますが・・・)。
割り勘がいけないのではなく、レジでもたついて後ろのお客さまに迷惑をかけることが一番みっともないところですが、やはりある程度の年齢になれば、自分がちょっとくらいの損をしてもみんなが喜んでくれれば良い・・・というくらいの姿勢は欲しいところです。
誰かが全額支払う・・・と言ってそれを別の人が「いえ、ここは私が・・・」と、押し問答する姿も傍で見ていると「どっちでもいいから早くしてくれ~」と思ってしまいます。
支払いはいつもスマートに/さっさと手早く済ませて、お店の人にも他の客にも余計なイライラ感を募らせないことも大人のたしなみの一つとして大切だと思います。