大手広告代理店「電通」では、今や社長が辞任したり、何人もの幹部社員が書類送検されるなど、これまでになかった事態に陥っています。
世の中、栄枯盛衰・・・です。
どんなに過去・今に華やいでいても、数年後・・・にどうなっているかはわからないものです。
ネット上ではユーザーに飽きられたサービスなどをよく「オワコン」と呼んでいます。
「終わったコンテンツ」という意味です。
かつては人気があったけど、もうその人気は過去のもので下火になっているコンテンツのことです。
転じて、歌手やお笑い芸人などの芸能人に対しても「あの人はもうオワコンだ」・・・といったり、会社に対しても「あの会社はもうオワコンだね」・・・と言ったりします。
果たして電通は「オワコン」なのか?
その答えが出るのはまだ先のことでしょうが、カギを握るのは今の幹部たちというよりもその下で過剰労働を余儀なくさせられている中堅・若手社員たちだと思います。
特に20代・30代社員たち次第だと思います。
企業の成長発展のカギを握るのは、大枠ではトップリーダーと№2ですが、細部まで見ると20代・30代社員です。
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部から見て「○○はオワコンだ」と評するのは簡単です。
でも、大事なのは単に評する人間になることではなくて、自分自身が何をハジコン(始めたコンテンツ)しているか?ということだと思います。
自分は何もしていないのに、他人のことを偉そうにとやかく言える義理はありません。
「他者をオワコンを評するだけの、自分がオワコンの人」・・・にならないためにも、他者のオワコンからどんな問題点を学びつつ自分は何を生み出し貢献していけるのか?・・・ということを考えるのは大事なことだと思います。