地震災害など波乱の幕開けとなった2024年ですが、今年がどんな一年になるかは誰にもわかりません。
しかしながら、自分はどんな一年にしたいかを予め決めておくこと/想定してみることは大切です。
出来事・物事は一つですが、そのとらえ方はさまざまです。
災害に対する捉え方も同様です。
かつて稲盛和夫さんはこう言いました。
災難に遭うことにより過去の業は消える。
そこで、『ありがたい。この程度の災難ですんでよかった』と感謝し、明るい方向に考え方を変えていく。
災難さえも前向きに解釈することで、運命を良い方向に変えることができる。
・・・と。
実際に災害に遭った人にとっては「そんな甘ったるいことなんて言っていられるか!」とお叱りの言葉が出てくるかもしれませんが、でも、やはり、「出来事は一つ、とらえ方はさまざま」の真理を自分に有効に活かすことが大切だと思います。
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生きていれば必ず「辛いこと」に遭遇します。
幼いころにも、小中高校生のときでも、きっと何らかの辛いことに遭ったハズです。
でも、人は忘れる動物なので、その頃の辛い記憶を未だに引きずって生きている人はほとんどいないと思います。
前向きに生きていけば、かつその姿勢さえあれば、人は辛いことよりも面白いこと/楽しいこと/愉快なことを見つけ出し獲得するように行動するようになれます。
仮に、「人生には成功と失敗がある」と思い込んでいた人であっても、どこかで「世の中には成功と挑戦中しかない」と気づくことができれば、どんな失敗や辛いことでも自分の成功に向けての「挑戦中の一つ(通過点)」だと捉え方を改めることができます。
人生あきらめなければいいだけ・・・です。
どんなことでもできるまでやればできるようになります。
だから日々失敗があるのではなく(失敗と軽く呼んでも良いですが)、一つの経験だと捉えて、常に未来に目を向けて明るく生きる姿勢を保つことが重要です。
そうすれば「成功と失敗の人生」から「成功と挑戦中の人生」しか現れなくなると思います。