サラリーマンにとって「ランチタイム」はとても楽しみなひと時です。
仕事から離れて自分の時間を持つことができるタイミングです。
一般的には「1時間の休憩タイム」だと思いますが、その時間内で美味しくて健康的な食事をとり、午後の仕事に活力を見出せるようにしたいものですね。
そのとき、時間のないサラリーマンは「早く食べられるランチ」を求め、お金のないサラリーマンは「安く食べられるランチ」を求めがちです。
ビジネスマンは「美味しくて安いランチ」を求めます。
逆の発想で「安くて美味しいランチ」を求めてもなかなか見つかりません。
第一義が「美味しい/健康に良い」で、次が同じそうしたランチの中でも「安い/コスパが良い」といったものをビジネスマンは選ぶようにしています。
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話は変わりますが、「お金の奴隷になっている人」は、行動を決定する最大要因がお金であることが多いです。
つまり簡単にいえば、「安いから買うし、高いなら買わない」と考えるということで、よくあるパターンが「セール」という言葉に敏感に反応して特に必要もないのにただただ「安い/安そう」だからという理由だけで、この言葉がトリガーになって買い物をしたくなるような人です。
安い → オトクだ! → 買わなきゃソンだ!という安直な発想が根底にあって、そうした「理由で行動を起こす」ような人たちです。
サラリーマンは「理由」で動き、ビジネスマンは「目的」で動く・・・と私は常々言っているのですが、こうした「安いという理由だけで買う」というパターンはまさにサラリーマンの発想・行動パターンです。
ビジネスマンの発想で「目的」を大前提に置き、そのうえで価格やパフォーマンスなどを二義的に考慮して判断して行く姿勢を持つと良いと思います。
最初の話に戻りますが、ランチを選ぶ時も「安い」を第一に置かず「美味しくて安い」という順序で「美味しい」とか「健康に良い」といったことを先に置くほうがベターだと思います。