松下幸之助の言葉にこんなのがあります。
「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、
かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」
「執念のある者は可能性から発想する。
執念のない者は困難から発想する」
また、アップル創業者スティーブ・ジョブズにはこんな言葉があるそうです。
「いいときも厳しいときもあった、でも悪いときはなかった」
経営の一道を極め続けた人たちの言葉は普遍の真理を突いていて心に響くものですね。
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コロナウイルス旋風が巻き起こってから早2年ですが、どんな人も良きにつけ悪しきにつけ、何らかの形でコロナウィルスの影響を受けた2年間だったと思います。
ビジネス業界では、その業界の種類によって経済効果の明暗が大きく分かれました。
何とか耐え忍んだ業界/企業もあれば、耐えることができなかったところもあります。
叡智を絞って生み出されたワクチンによって、ようやくコロナ禍も終息を迎えようとしています。
かつてない困難から革新が生まれ、今後これが飛躍に発展していくことでしょう。
また、今までいろいろ厳しいこともあったと思われますが、これを「厳しいと思っても悪いとは思わないで乗り越えてきた/いく」という姿勢が大事なのだと思います。
「確かに厳しいときはあった」けど、それは決して「悪いときではなかった」・・・と来年は思いたいものです。
そんなふうに現実の解釈を変えて今年の残り1か月を過ごすと来年への足掛かり/飛躍への一歩を踏み出せると思います。
いろんな意味で「混迷の時代」になったと痛感しますが、そんな「混迷の時代」が即に「悪い」とも言い切れません。
なぜなら、混迷が前向きな変化を引き起こし、新たなものを生み出していくからです。
単に「厳しい」だけだと解釈し、経験した「困難」からやがて「革新」を生み出し、さらには「飛躍」を遂げられるように鋭意努力し続けたいものですね。