経営をしている社長であれば、最優先でクリアすべきは「利潤の確保」です。
就労をしているサラリーマンであれば、最優先でクリアすべきことは「目先の生活費を稼ぐこと」になると思います。
サラリーマンは就労して毎日仕事に取り組んでいるからといって、その先にお金持ちになれる人生が待ち受けているわけではありません。
まずは「食い扶持(ぶち)を稼ぐ」という意味で真面目に働くことは大切です。
その後に「貯めたお金を使ってお金を生んでくれる何かを手に入れる」ことを考えると良いと思います。
「稼ぐ → 貯める → 増やす」・・・という順の流れを意識するとお金に対する感覚が少しずつ変わっていきます。
「稼ぐ → 貯める」をまずは行なうことが大事ですが、それには毎月の給料に対する考え方を「収入ー貯蓄=支出」とすれば解決します。
「収入ー貯蓄」という構図を設けることで、明らかに、理論的に、毎月必ず「貯金をする」ことができます。
これを「収入ー支出=貯蓄」としてしまうと、毎月貯金ができるかどうかわからなくなります。
自分の意思をからませず、仕組みを持って制する・・・という姿勢が大事です。
次に「貯める → 増やす」では、貯めたお金(資金)を投じて何かの財資産にお金を移行する行為を指しますが、この「何かの財資産」は不動産が良いと思います。
いわゆる「不動産投資を行なう」ということになります。
不動産投資を行なう・・・というのは「家賃収入を目的とする」ことが大事で、決して不動産をかって高く転売して売買差益を狙う・・・ということではありません。
それだとただの「不動産投機」になってしまいます。
まず大切になってくるのは、決して「収入ー支出」という仕組みを持たず「収入ー貯蓄」という仕組みを持つと決意することにあると思います。