「人間としての魅力は、稼ぐお金の大きさよりも、使うお金の大きさに比例していく」と言われます。
しかしながら、多くの人はお金を使うことよりも「貯金してそのお金を使わない」という選択肢を選びがちです。
一時的に貯金をしても後で使うのなら良いのですが、多くの人は「ただ使わずに貯めておくだけ」という選択をする傾向が強くあります。
そして視点は完全に「お金を稼ぐ」ことのほうに向け、日々どうやってもっとお金を稼ごうか・・・ということに悩み続けます。
もっとお金を!もっとお金を・・・と貪欲という欲望に心が支配される感じです。
つまり、上記の「人間としての魅力は、稼ぐお金の大きさよりも、使うお金の大きさに比例していく」と真逆のことをしているわけです。
これでは人間としての魅力が高まるハズがありません。
「ケチケチと銀行に預けたままで使おうとしない」なら、生き方も人生も何も変わらない・・・です。
稼いだお金を何に使うか・・・が人生を大きく変えていくと思ったほうが良いと思います。
そのほうが人生は有意義なものになると思います。
稼いで使うからこそ新しい世界が訪れます。
そもそも「お金は使うためにある」ものです。
使わないでとっておく/貯めっぱなしにする・・・のなら、お金は道端に転がっている石ころと同じです。
つまり、あってもなくても人生に影響なし・・・というわけです。
幸せを求めての旅が人生だとすれば、何をもって幸せとするかは選ぶ目の高さ・深さによって変わります。
お金を稼ぐことで幸せを感じられる人もいるでしょうが、「お金を使う」ことでさらなる幸せを感じられると思いますし、実際そうしたほうが人生は本当に楽しくなると思います。