日本版NISAは元々はイギリスの制度をベースに作られたそうです。
来年実施予定の新NISAは事前の評判が良いようです。
税金面の優遇措置と複利の力を活用することで一般の人でも手軽に始められるように思えます。
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運用利回りで10%をあげても、税金(約20%)をもっていかれたら、正味では8%の利回りになります。
それでも銀行預金の利息よりははるかに良いのですが、でも、10%と8%の差=2%はそれなりに大きなものです。
100万円で投資信託を買って10万円の利益と8万円の利益と言えば、その差2万円なのであまり気にならないかもしれません。
でも、その投資信託はきっと長期にわたって運用されるものなので、その間に複利運用されるとしたら・・・複利運用ではかなりの差を生じていくことになります。
かりに20年後にすべてを売却した場合、10%利回りだと673万円になるのに対し、8%利回りだと466万円です。
その差207万円。
もし30年・・・40年・・・と運用すればその差はさらに広がります。
たかが20%の税率ですが、されど20%の税率です。
その20%の税を免除しましょう・・・というのが来年から始まる新NISAです。
まあ、あくまでも「利益が出ていること」が大前提ですから、そこは要注意です。
そもそも投資・投機では利益が最初から約束・確定しているわけではありませんから、「損失のリスクあり」という当たり前のことを認識しておくことは必要です。
でも、何か新しく始まるとき・・・制度が変わるとき・・・今までの時代になかった新しいものが登場してきたとき・・・というのは、往々にして大きなチャンスが眠っていることが大きいのも確かです。
一説では、次の10年、20年で日本人にミリオネアが急増すると唱えている人もいる・・・とか。
チャンスを手にしてモノにする!・・・という意識は常に持っておくことが大事だと思います。