
「大衆は変化を嫌う」・・・と言われます。
多くの人は「今のままでいる」ほうがラクです。
そのため、他者からの強要で「現状変更」をさせられることを嫌がります。
自分の意思で変更するのなら許せるけど、自分の意思が絡まないところで他者から強制的に現状を変更させられるのはイヤだ・・・というわけです。
ビジネスでは「現状維持は衰退と同じ、常に変化を恐れず変化を受け入れることが大事」とされ、多くの経営者やビジネスマンは最初からその気持ちでいるので変化を受け入れるのに躊躇しません。
でも、プライベートになると「変化を嫌う」傾向があるのは誰でも同じです。
やっぱり人は変化しないでラクをしたい生き物・・・なのだと思います。
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ビジネスでもスポーツでも勉強の世界でも、「現状を認めようとしない=正確な自分の立ち位置がわからない=改善しようがない」となり、そういう人が成功することはありません。
また「現実を受け入れない=謙虚さがない=成長しない」となり、人としても周りから浮いていくようになります。
成功する・・・周りから尊重される・・・ためには、上記の逆を行けば良いだけです。
つまり、「現状を認める=正確な自分の立ち位置を知る=改善する姿勢を持つ」ことと「現実を受け入れる=謙虚さを持つ=成長する」ようにすることがコツです。
かつて、身体を「切る」という行為が「悪魔の所業」とされ「教会」から異端扱いされた時代がありました。
今ではそうした「医療手術」が確立されています。
変化を是とする人とそうでない人とでは、要は「見ている世界が違う/視界の広さが違う」と言えます。
ある人たちには見えてない世界を、ある種の人たちはぼんやりともしくは確実に見据えていたりします。
そうした人たちが世に変化を起こします。
その変化を嫌わず、自分がついていけないからといって拒否するのではなく、自分の見えていない世界がある(今後訪れる)のだろうな・・・と謙虚に受け入れることが大切です。
「新しいモノを受け入れる」という脳の柔らかさがない人/新しいことに「新しい価値」を見出せない人になってはいけないと思います。
利権を持つ人はたいてい反対派にまわります。
利権を持つと、それが阻害されることを極端に嫌がります(だって自分の利得が無くなるから)。
周りに「すぐ反対する人/何でも拒絶から入る人/とにかく賛成しない人」がいるなら、そうした人には近づかないほうがベターです。
また、そうした人は利権を隠し持っているのかもしれない・・・というくらいの目で見ると、それまで気づかなかったことに気づけるかもしれないですね。