受け身の姿勢よりも能動的な姿勢のほうが人生はより充実したモノになります。
受け身の姿勢だと、結局「言われたことしかやらない/自分の頭で考えない/悪い結果は他人のせいにする」という生き方になります。
これを続けていると惰性で日々を生きてしまいます。
「やらされている生き方」から早く脱却して、「自分の意思で計画を立てて行動する生き方」にもっていくことが大事です。
そして、計画を立てたら次に考えるべきことは、その計画が「今日のための計画」なのか、「未来のための計画」なのかを意識するということです。
「今日のための計画」とは、今日やらなければならないことで行動の成果を今日受け取れる・・・といった類の計画です。
「未来のための計画」とは、今日やったことが未来のどこかでどんな形で返って来るのか分からないし、そもそも受け取れるかどうかもわからない・・・といった類の計画です。
返礼品が明確でないと多くの人は敬遠したくなるかもしれませんが、自分の頭では理解できない/自分の肉眼では見ることができない・・・というだけで、実はこっちのほうが重要だと思います。
サラリーマンは、前者の「今日のための計画」は熱心に取り組みます(やらざるを得ないから)。
しかし人生に効いてくるのは、後者の「未来のための計画」のほうです。
「未来のための計画」が自分の未来を作るのですから当然と言えば当然・・・です。
だから1日の中でこの「未来のための計画」にどれくらいの時間を割いているかが大事になってきます。
まったくやっていない=ゼロ時間ゼロ分・・・という人はちょっとヤバイです。
ビジネスマンは何だかんだと言いながらもそうした時間をけっこう取っています。
自分の未来/人生は自分で切り拓く・・・という意識をもっているからです。
「日々受け身の姿勢で流されて生きている人」にはなかなかできなことかもしれませんが、早い段階でその姿勢を改めておかないと人生半ば~後半で辛い道を歩むことになるかもしれません。
やったこと/行動したことの成果なり結果なりがすぐに手にらないと人はとかく無意味でムダな時間を使ったんじゃないかと不安になりがちですが、そのワナに嵌らないことが大切です。
すぐに目に見える結果を求めない・・・とあらかじめ心に決めておけば良いだけです。
「こんなことをやり続けて何になるんだ?」という思いもご法度です。
むしろ何になるか分からないことにワクワクドキドキするくらいの好奇心・冒険心を持ちたいところです。
「今日のための計画」と「未来のための計画」を使い分け、後者のほうをより重要視して組み立てる意識を持つと良いと思います。