株式投資をする人(←私は株式投機をする人と呼んでいますが)は、株を買って高くなったら売ってその差益を儲けようと目論んでお金を投じます。
うまくいけば儲けものなのですが、実際、株価が上がるか下がるかは誰にもわかりません。
また、この先一週間では上がっても、1か月後に見れば下がっていた(逆もアリ)・・・ということもあります。
1年~もかけて1%程度しか上がらないのなら、コスパが悪すぎます。
ギャンブルとは違いますが、でも、ギャンブル的要素の強いやり方だと思います(上がるか下がるかはわからないことなのにそれに賭けてお金を投じるから)。
目先・今の利益ばかりを意識するのは「投機家的な視点」です。
一方で「投資家的視点」を持っている人は今の目先の株価の動きは気にしません。
それよりも「この銘柄は将来の資産を構築してくれるか?」「この投資先はお金・収入を生み続けてくれるか?」ということを意識します。
ここが両者の大きな違いだと思います。
若いときは失敗してもやり直す時間がたくさんありますし、また自分で経験しておかないと語ることができませんから、株式投機にチャレンジして自分の好きなようにやってみると良いと思います。
でも、40代も半ばになってサラリーマン人生の半ばを過ぎてきたら、そろそろそうした投機的視点を改め、投資的視点で物事を視るようになっていたほうがベターです。
仕事においても、部下育成やマネジメントにおいても、投機的視点より投資的視点が重要です。
話は戻りますが、お金の運用を考えたときは投機より投資に重きを置き、この投資先はお金・収入を生み続けてくれるか?・・・と考えるクセを身につけたほうが人生はハッピーに過ごせると思います。