昔から「規則正しい生活を送るように・・・」と言われて人は育ってきていると思います。
子どもにとって夏休みはかなり長い期間の休みですから、しようと思えばいくらでも不規則な生活を送ることができます。
学校へ行くのに毎朝決まった時間に起きる必要もないし、朝起きる必要がないから夜は何となくダラダラと夜更かししてしまう・・・遅く寝ることになっても誰も叱らない・・・です。
大学生などは、まあ、夏休みに関係なくいつだってそんな怠惰な生活を送って毎日が不規則になる人もいます。
日々アルバイトをしていれば、ある程度は規則正しい生活になりますが、アルバイトもしていなければいくらでも自分の生活を「何でもあり~何となく過ごす」ことが可能です。
でも、そうした不規則な生活は転落人生に繋がるかもしれない・・・と気をつけることが大事です。
犯罪者の多くは日常生活が不規則だと言われているようです。
そのため刑務所ではまずは毎日すべてが同じ時間に行なわれるようになっている・・・とか。
いつもの日常生活を、規則正しく、同じルーティンを行なうことが精神的な矯正につながり、それによって社会生活を営むための基盤をつくることのようです。
ルーティーンを大事にする、つまり毎日何かを同じように繰り返すことで、やがて「一度やり始めたら続けられる」という習慣づけにも直結していきます。
日常生活が確立していない/安定していない人が、何かを継続させることなんてできません。
サラリーマンは会社勤務があるのでよほどのことがない限り不規則な生活にはならないと思いますが、自分でも意識して不規則な日常にしない/不規則な生活があれば規則正しい日常に変えていく・・・と良いと思います。
規則正しい生活を送りつつ、そこでの余力を使って新しいことに手を出して挑戦してみる・・・と生きるステージが上がると思います。