読書の秋ですね。
本はできることならたくさん読むほうが、さまざまな意味で得ることが多いと思います。
また「どう読むか?」より「何を読むか?」も大事です。
スタート地点が大切だということです。
手にした本が悪書なら、どう呼んでも悪書は悪書のまま(=時間のムダ)で終わると思います。
食事をするのにレストランに入るときも「その店で何を食べるか?」よりそもそも「どのお店に入るか?」のほうが大切です。
スタートのお店選びで間違えてしまうと、そこから先は結局うまくありません。
お店選びの失敗はメニューでは挽回できないもので、やはりスタートが肝心(=何の本を読むか )ですね。
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読書において「どう読むか?」と言えば、一般的には速読、流し読み(斜め読み)、精読、熟読・・・等がありますが、私は速読のスキルがありませんので普段は普通に精読しています。
質の悪い本を100冊速読するよりも、ゆっくりで構わないので1冊の良書を精読するほうが価値は高いと言われます。
また、ノウハウよりも原理原則や考え方の書かれている本のほうが効果的だと言われます。
何の本を読むか?を適切に見極める力を持つ人は成長していける人であり、成功する可能性大の人だと思います。
そして、これが一番大事なことかもしれませんが、そうしたスキルを高めるためには、最初に多読・乱読する習慣と努力があってこそ身に付く技だ・・・というところが何とも皮肉的ですね。