
「最終学歴より最新学歴が大事」です。
もう少し噛み砕いて言えば「最終学校履歴よりも最新学習履歴のほうが大事」です。
最終的にどういった学校を卒業したのかということは「遠い過去の話」であり、今の自分の力量を適切に表しているとは言えません。
それよりも、つい最近は何を学んだのか?・・・のほうが明らかの今の自分の力量に近いものがあります。
そして、自分が望む望まないに関わらず、時代の流れはいつもその時代を生きる若い世代に最新の学びの環境を与えてくれています。
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1960年代から1970年代に生まれた世代のことを当時の学者が「X世代」と呼んだことから、1980年代に生まれた人のことを「Y世代」と呼ぶようになった・・・そうです。
その流れで1990年代後半の世代を「Z世代」と呼び、ここでアルファベットの最後までいってしまったので、2010年以降の人たちは最初の文字にもどって「α世代」と呼ぶそうです。
だいたい15年~20年間隔で呼び方をあてがっていますから、次は2026年~くらいの世代のことを将来は「β世代」と呼んでいるかもしれません。
Z世代は「デジタルネイティブ」といわれ、パソコンとインターネットが生まれたときから身近にありました。
α世代は「スマホ世代」「SNS世代」と言われ、アプリ・SNSが生活の中心に来ています。
この流れでいけば、「β世代」は「AIネイティブ」になっているかもしれません。
学校でもAIが導入された授業を受け、大学入試もかなり変わっていっているかもしれません。
高齢者の人にはなかなかついていくことが難しくなりますが、生まれたときからそれが当たり前として生きると受け入れやすく、順応するスピードも質も高くなります。
今の若い世代が大人になっている頃がどんな世界・世の中になっているか不明ですが、少なくとも「未来は明るい/期待できる」という気持ちだけは持ち続けたいものですね。