「育てる」のではなく「成長を見守る」という発想

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親は家庭内で子どもを「育てて」います。

幼い子であれば日中は保育所に預ける親もいますが、その間のことを「保育士に育ててもらっている」と思う親は少ないと思います。

あえて言うなら「保護してもらっている/見守ってもらっている」といった感じです。

保育士に育ててもらっている・・・という認識で幼い子どもを預けているとしたら、その保育士の方は責任重大になります。

「どんな育て方をしたらいいんだろう?どんな子に育てればいいんだろう?そもそも自分はまだ子育てなんてやったことがないのに他人の子どもを育てられるのか?」・・・と数々の疑念が湧いてきます。

親はそこまでの心理的負担を保育士にかけてはいけないと思います。

・・・・・・・・・・・・・

保育士の先生が「子育て」をしていると捉えると、年齢的にも若いし、一人で多くの子どもの面倒を見なければならないので大変だ・・・となります。

実の親がたった一人の子育てをするのも大変なのに他人が他人の子どもを、それも何十人も育てるなんてちょっと考えれば無謀な話だとすぐに気づけます。

保育士の多くはまだ若い世代で、子どもを持ったことがない人たちがほとんどのハズです。

そんな人たちが「子育てをする」なんておこがましいし、荒っぽい言い方をしたら「(子どもを育てた経験もない自分が)こんな大変な思いをしてどうして他人の子どもを育てなきゃいけないのか!」という気持ちも抱くハズです。

「育てる」のではなく「(預かっている間は)成長を見守っている」と思えば、仕事に対する生きがい、やりがいも、感じやすくなると思います。

ものの見方・考え方次第で景色が変わる・・・とは昔から言われることです。

これを経営者・リーダーに置き換えて考えると、たとえ、上司・部下であっても「部下を育てる/社員を育てる」なんてことは少しおこがましいことなのかもしれませんが、でも、そこは大人と大人の関係性と組織論がかみ合うところなので、「育てる」の概念はやはりあってしかるべきなのだと思います。

ただし、「社員や部下を育てる」という概念と、「社員や部下の成長を見守る」という概念の両方をもって接すると、リーダーという役割も少し見え方が変わりベターになるような気がします。

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