
「出来事・物事は一つ、でも、そのとらえ方はさまざまである」という真理があります。
どうしてそんなことが起こるのか?と言えば、偏に「そのときの人間の感情や価値観や哲学が異なるから」に他なりません。
「雨が降ってきた」という出来事は一つでも、傘を持たないで一張羅で外出している人のとらえ方は「困ったな、イヤだな」となり、日照り続きの中で農業に従事している人のとらえ方は「やったー!嬉しいな!」となります。
置かれている環境が違えば、同じ事象・物事であってもとらえ方が変わるのは当たり前です。
デキるビジネスマンはこうしたことをちゃんと認識しています。
ダメサラリーマンは「自分が正しい」という思いこみを強く持っていて、自分と違うとらえ方をする人を蔑視したり忌避したりする傾向があります。
世界にはいろんな価値観・文化・生き様を有した人たちが生きているので、そのとらえ方も本当にさまざまです。
日本国内を見ても、北は北海道から南は九州・沖縄までその文化は必ずしも同一ではないし、同じ日本語であっても方言など異なる言葉が存在しています。
そうした大勢の人が暮らしている中では同じ出来事・事象でもとらえ方が違うことはよくある話です。
サラリーマンであってもそうでなくても、社会の中で生きる人間としては、こうしたことをキチンと踏まえて認識しておくことは重要だと思います。
























