「お金を貯めること」自体を生きる目的にするのは何とも寂しいことで、まったく意味のないことだと思います。
大事なのは、「貯めたお金で何をどうするか/どうしたいのか?」・・・だと思います。
お金を貯めることを目的にしないためにも、自分の中で人生目標や夢などをいくつも持っておくことが大切だと思います。
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たとえば「マイホームを欲しい」という夢があるとします。
それは表だって言葉では言っていないとしても、内心では実は「子どもが小さいときに庭付きの一戸建てで一緒に遊んだりして暮らしたいからマイホームが欲しい」のであって、決して90歳を過ぎて一人暮らしをしているときを期限に家が欲しいわけではないと思います。
「マイホームが欲しい」を掘り下げていき、
→ いつまでに?
→ どんな家?戸建てorマンション?
→ 新築?中古?
→ 予算は?
・・・と具体的に考えていくと、具体的な夢の実現像が頭に浮かんできます。
また、そうすれば「そうか!頭金で○○円用意できればマイホームを買うことができるんだ!」と気づけたりします。
そこまでやって「数値化」することができたら、次に「どうやってその○○円を貯めようか?」という発想につながります。
いくら貯めるか?いくら借りるか?・・・などを考えていくと、計画をつくることもできます。
計画を作れると、今度は自分の行動にも優劣(優先順位)と順番が生じて、自分の行動計画を練ることもできるようになってきます。
マイホームの話にとどまらず、自分にはいくらのお金が必要なのか?がわかると、将来の不安は消えていき、逆に将来への期待感が膨らんでいきます。
期待感を持つことは重要だと思います。
日々の生活にも「張り」が出てきて、毎日が楽しくなります。
話は戻りますが「お金を貯めること」を人生目的にするのはもったいない話ですし、お金は使ってこそ意味があります。
自分の「夢」を叶えるのに、いくら必要か?からスタートして自分の未来像をいくつも夢想していくと、お金お稼ぐのも貯めるのも増やすのも面白くなっていくと思います。