統計によると100歳を超えて生きている日本人は既に7万人以上いるそうです。
100歳以上の人口は49年連続で増え続けていて、男女比では女性の割合が圧倒的に多く、全体の9割近いそうですから何とも女性パワーはスゴイですね。
これらの統計数値を見る限り、中年以下の女性にとって「人生100年時代」はほぼ間違いなくやってくると思っておいたほうが当たりだと思います。
それはどういうことか?と言うと、つまり自分が100歳以上まで生きることを前提としたライフプランとマネープランを考えておくことが大事だということです。
また、女性のほうが男性よりも寿命が長いという事実は、もう一つの重要なことに視点を当てることも大切です。
それは、結婚している女性は人生の終盤で「おひとり様」になる可能性が高いということ、それと同時に独身の人は100歳以上まで「おひとり様」で生きていくことを踏まえておかなければいけないこと・・・です。
「おひとり様になって生きていく」ことを想定したうえで人生を活き活きと過ごすには、どうしても避けて通れないのが「金銭」に関してです。
何らかの職に就いて働いていても、定年退職後の人生が約40年ほどあります。
結婚して伴侶が傍にしたとしても、男性が100歳まで生きる確率は女性よりも低いですから、仮に男性の平均寿命である81歳で夫が死亡したとすれば、妻である女性は自分が100歳~になって寿命を迎えるときまでを「おひとり様」で生きることになります。
しかもその年数は20年以上はあろうかと思われます。
そう考えると、少なく見積もっても20年以上ありそうな「おひとり様の期間」を経済的にも精神的にも自立して自分の力で生きていくことが求められます。
文字どおり「自分の人生を責任をもって生きる」・・・ことがより重要になってきます。
まだまだそんなことを考えるのは早い・・・という人も多いかもしれませんが、転ばぬ先の杖の精神は大事です。
もちろん、男性だってそうした意識を持って経済的自立・自由を考慮しておくことは大切です。
果たして自分はその心がけ/準備ができているだろうか?・・・という問いかけを折に触れて行なってみると良いと思います。