人は、誰でも「イヤなことは先送りしたい」と思うものです。
「イヤなこととは関わりたくない」と思うのが普通ですし、できることなら接したくない・・・と思うのが一般的です。
それでもそれが「仕事」であれば、人はそれに立ち向かう対価として「金銭を得られる」という読みが働くので、嫌々ながらも何とか行なうことができます。
感情は「したくない」けど、理性にて「やろう」と変換できるわけです。
・・・・・・
「問題点を直視する」ことは、誰にとっても容易なことではないし、できることならしたくないことです。
でも、ある時点で「問題点」を明確にしなければ、その先、何をどう直していけば事態が好転するのかわかりません。
逆に何も直さなければ「現状維持」のままですから、多くの場合は改善・成長は何も望めません。
問題点=悪いところ=直すべきところを可視化し、知ったうえでどうするのか?を考えることが大事です。
考えてみれば、これは医者が行なう治療と同じです。
「問題点」を直視する勇気は大切であり、企業の業績でも、人の成長においてもとても重要なことだと思います。
ややもすれば「問題点」を見ようとせず、むしろ、そこから逃げようとするきらいもあったりしますが、そうならない姿勢と勇気が大切です。
イヤなこと/問題点・・・といった事柄を避けるも良しですが、避けずに真正面から向き合っていこうという姿勢はもっと大事だと思います。