笑いが多い人生と笑いが少ない人生とではどちらが幸せをより感じられるか?・・・といえば、多くの人は前者のほうだと答えると思います。
自身の経験や何となくの感覚的に、笑う回数が多いほど愉快で楽しい時間を過ごせる・・・と人は知っています。
実際、そのとおりだと思います。
一説によると「笑う回数が多いほど病気になりにくくなる/病気が減る/意図的に口角を上げると免疫力が高まる」・・・そうです。
昔から「笑う門には福来たる」と言われますが、科学的にも正しいようです(健康は福ですから)。
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たとえ無一文になってもこれさえあれば幸せを感じられるよ、と言えるモノ・コトがある人は幸せな人だと思います。
自分の力でそうしたモノを見つけ、認識し、心の支えに置いている人です。
無一文というのは言葉のアヤですが、要は「お金以外」のモノ・コトにそれだけの重要性を見出すことができる・・・ということです。
これを見つけられたとき、人類が作ったお金という軛(くびき)から解放されます。
人は無意識のうちにお金が最も価値あるものだ、と思っていて、ここから離脱できるのはけっこう難しいことです。
だからここから離脱できるとしたらかなりスゴイことだと思います。
そして実は、真の豊かというのはここから始まるとも言えそうです。
大病を患うとお金とは別の価値基準を持てるようになる・・・と言われますが、日常の生活の中だけでそうした価値基準を持つことはなかなか難しいと思います。
自分にとって大事なのはお金ではなく○○なんだよね~と心から言える人は立派です。
そういう人は人生の幸せをほぼ掌中にしたと言えると思います。
そこは自由度が高いエリアです。
人生の折り返し地点を超えた50代の人はそんなこともそろそろ考えてみると良いと思います。
ある年齢の時点で考察したことも別の年齢になると変化するかもしれませんが、それはそれで構わないと思います。
いずれにしてもそうした何かを見つけること自体が幸せな人生を歩んでいくことの証左になると思います。