若い頃は誰でも悩みが尽きないものです。
若いサラリーマンであれば、
・この給料でやっていけるかな?
・会社は倒産しないかな?
・仕事はうまくいくかな?
・上司に気にいってもらえるかな?
・恋人はできるかな?
・親はいつまで元気でいられるかな?
・日本国は今後大丈夫かな?
・・・といった悩みを持つかもしれません。
人によってはかなりの数の悩みを持つこともありますが、面白いのはそうした悩みを数年~数十年もの間持ち続けている人は稀だ、ということです。
つまり、いつしか、そうした悩みは消えていった・・・(もしくは)解決した・・・わけです。
子どものころは子どもなりの悩みがあり、大人になれば大人なりの悩みがあり、お金が足りなければ足りないなりの悩みがあり、お金があればあったでそれなりの悩みが生じるもので、悩みは何歳になっても尽きることがありません。
それが「人間の特性」の一つなのだと思います。
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ある程度の年齢になれば必ずと言って良いほど「お金」と「人間関係」に関して何らかの悩みを持つものです。
他人から見ればどうってことがないことでも、本人にとってはかなり深刻な悩みだったりします。
どんなにあれこれ考えても良い結論は出ません。
良い結論は出ないけど、時間は刻一刻と過ぎていきます。
一日・・・一週間・・・一か月・・・一年・・・と過ぎていきます。
誰に聞いても完璧な答えはみつかりません。
どこかで自分自身の力をもって割り切る必要があります。
幸いなのは、ボーっとしているうちに悩みを忘れてしまったり知らずのうちに時間が解決してくれていたりすることです。
優秀な人ほどどこかでこのことに気づきます。
自分の手で解決できないことは悩むだけソンだ、自分の手で解決できることだけに集中しよう・・・と。
悩むことは、自分で課題を見つけてそれを解消するという入り口に立つことですから、決して悪いことではないと思います。
不満や悩みがあるからこそ改善や工夫がスタートし、進化や成長が見込めます。
悩むといろんな要素が見えてきてより複雑化することもあります。
ちょっと複雑化してきたぞ?!・・・と気づいたら、それ以上考えずに極力シンプルな状態で思考するように切り替えるほうがベターです。
グルグル回って現状維持では意味がありません。
自分の手で解決できることにはすぐに着手し、環境その他の自分の力では解決できないことは心の隅に置くだけで積極的に悩むことはしないようにするほうがベターだと思います。