彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)はどこかで活きるもの

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仕事で大失敗をして上司からメチャクチャ叱られれば、誰だって落ち込みます。

 

でも、人はそうした経験があると「痛み」を知ることができ、どん底から這い上がる厳しさを知り、それを行なった自信がつき、いわゆる「成長」をしていけます。

 

こうした負の状態から立ち直ることを経験できるかどうか・・・が大事なポイントです。

 

サラリーマンとして20代をそつなく過ごし、若い頃には結局ショボい体験しかない/ほとんど成功体験がない・・・という人は、30代・40代と歳をとってから大きな失敗を仕出かすと、もう立ち直れなくなる恐れ大です。

 

逆に、若い頃に多くの失敗と成功の体験をしてきた人のほうが歳をとってからの大失敗にもめげずに立ち直ることが早いと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

一度や二度の強烈な悔しさは若いころに経験したほうがベターだと思います。

 

彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)という言葉があります。

 

「心(こころ)に彫(ほ)り、骨(ほね)に鏤(きざ)む」ということで、たいへんな苦労をすることを意味します。

 

そうした経験はできれば避けたい気持ちもあるものの、人間としての成長を考えればやはり若いうちに経験しておくことが望ましいような気もします。

 

彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の経験は人生のどこかで活きるものだと思います。

 

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