邱永漢(きゅう えいかん)さんの言葉に「いろいろな商売に手を出したけど、資産を稼いでくれたのは作家業と不動産だった・・・」というのがあります。
これは、現代の社会においてもまだまだ通用する考え方だと思います。
作家業も不動産(賃貸業)も、共通しているのは「権利収入である」ということです。
その「権利」をつくるまでは労力を要しますが、一度つくってしまえばそれがそのまま一つの「お金を稼ぎ出す仕組み」となります。
仕組みができてしまえば、あとは、寝ていても、遊んでいても、入院していても、旅行に出かけていても、それらには関係なく適宜収入がもたらされるところが魅力です。
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自由に生きているなあ・・・と思える人の共通点として、自分なりの哲学を持ち、自分の頭で考えて行動ができている・・・ということが挙げられます。
他人に自分の人生をコントロールされているわけではなく、自分で自分の人生をキチンとコントロールしている・・・というわけです。
そして、そういう人は結局のところ「誰かの下で雇われて働き続けることを嫌がる傾向がある」と思います。
そのため、そうしなくても済むように必然的に「権利収入」を作り上げるわけです。
↑ここが大事なポイントです。
創業オーナーなども、自分で自分の人生をコントロールして生きている一つのパターンです。
彼らは創業者利益を享受し、場合によっては配当金や役員報酬を得る仕組みを自分なりに作り上げています。
やはり、自由に生きるには「お金の収入源」を確保し、それも継続的に得られるように図っておくことが必要です。
自分の人生は自分でコントロールする!という人としての生き様を明確にして、なおかつ自分の生きる道にいくつも標(目標)を設定+それを実現する・・・という生き方で人生を謳歌していく・・・、そんな発想を持つと人生は好転していくと思います。