人は、夢や希望が叶ったとしても、その喜びが長続きせずいつしか失望に変わったり時に絶望に堕ちたりしてしまうことがあります。
なぜなのか?
それは、夢や希望として望むものを手に入れたとしても、それが「偶然(=たまたま)によるもの」だったから・・・かもしれません。
計算されたうえでの獲得・実現ではなくたまたま手にしたものだった・・・というとき、その一瞬は嬉しいのですがその後嬉しさが長続きせず、逆の反動が出たりします。
「たまたま(偶然)」に委ねている限り、真の幸せや成功は手に入らないと理解したほうがベターだと思います。
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自分の人生を運命とか宿命のせいにして自分の普段の行動や思考・発想にその責を求めていない人は、日々世間に翻弄され続けるだけで楽しい日々を過ごせません。
日々を一喜一憂して過ごす人の主な共通点は「先が見えていない/先を見通せていない」ことにあります。
ここが大事なところです。
戦時下に置かれている人も「先が見通せない」ため日々を一喜一憂で過ごします(それは本人の責ではありませんしやむを得ないことですが・・・)。
私たちは平和な国で平和に自由に暮らせるのですから、その恩恵を享受しない手はありません。
欲しいもの/望んだものを「狙って(意図的に/必然的に)」手に入れられる人になることが大切だと思います。
そこで重要なのは、まずは「考え方」です。
そして、次が「行動に移すこと」です。
発想・思考と実践行動力が大切です。
そこに真の喜びの「設計図」が隠されています。
せっかくの縁、一度きりの人生(しかも長いようで短い)ですから、自分の思考と行動で意図的に欲しいものを得て夢を実現させるという段取りにしたいものです。
偶然ではなく必然で手に入れたときは、その喜びが長く続きますし、自信がついてその後の行動にも好影響を及ぼします。
欲しいもの、望むものは人それぞれですし、他人が強制するものではありません。
どういうライフスタイルを送ろうとも、どんな幸せを手にしようとも、全体を10としたらその半分以上は「必然的な成功・勝利」で占めたいものです。
いつ訪れるかわからないような偶然をただただ受身的に待ち続けるのではなくて、自らの意思で自分の願いを叶えられるような人生を送れると良いですね。