サラリーマンは自分の人的資本力を高めていくことも大切です。
ここで言う人的資本力には、現預金・株式・債券、不動産、ゴールド、貴金属アクセサリーといったものは含みません。
そうした「形あるモノ/目に見えるモノ」ではなく、むしろその真逆で「形のないモノ/目に見えないモノ」であることがほとんどです。
ビジネスに携わる者としての常識・知識・経験や、読書や研修教育を通じて得た理解力・問題解決能力や、他者からの信頼・信用などといったものが含まれます。
この資本の良いところは、税金もかからないし、いつでもどこへでも移動できるし、誰かに奪われることもないし、年を追うごとに増えることはあっても減ることはあまりない、といったことが挙げられます。
この形態の人的資本をサラリーマンとして会社で勤務している間に作っておく(構築しておく)ことは大事です。
そのためには「そうしよう!と意識する/決意する」ことがまずは必要です。
何も決意しないでノホホンと仕事をしていたらいつの間にか身に付いた・・・とはなかなかなりにくい性質のモノです。
ちょっと目線を変えて人生を俯瞰して見ていれば、いずれいくらでもそんなネタが自分の周りに存在していることに気づけます。
それに気づかないままサラリーマン人生を過ごしていくのはもったいないと思います。
人として生まれてきて、縁あってサラリーマンとして会社勤務を果たしている以上は、自分の人的資本を大きくしてより多くの幸せを手に入れたいですね。