
人は健康良好な状態にあるときは、健康についてほとんど何も考えません。
一度、病気やケガになると、健康良好で過ごせることがいかにありがたいことなのかを知ります。
また、年齢が20代であれば多少の病気・ケガは短期間で回復しますが、齢を重ねていくほどにその回復力は衰えていきます。
この先絶対に大きな病気にかからないと断言することは誰にもできません。
もし、家族がいて、養う人がいて、まだまだやりたいことがたくさんあるときに、不慮の事故等で働くことができなくなったら?
重大な病気にかかり、入院を余儀なくされたら?
収入面で家計は火の車になるかもしれません。
保険があるかもしれませんが、それだけで大切な家族の生活を保証できるでしょうか?
また、医療費を払い続けられるでしょうか?
おそらく、難しいはずです。
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私がそうしたことを実感したのは今から16年以上前の「妻の病気・入院・介護・死」のときです。
数年間に及ぶ「看病と仕事の両立」は当時かなり厳しいものがありました。
そして、実際に妻の死を目にすると、今度は自分の死と残される子ども(高校生と中学生)の今後の生活の不安が湧きあがりました。
そこからいろいろ勉強し、いろいろ検討し、自分なりに下した結論が「不動産投資による家賃収入の確保」でした。
言い換えれば「特段何もしなくてもお金が入ってくる仕組み」を持つ・・・ということでした。
不動産からの家賃収入は、自分が寝ていても、旅行に出かけていても、入院していても・・・、毎月安定的にお金が入ってきます。
まさに「特段何もしなくてもお金が入ってくる仕組み」です。
サラリーマンであれ、経営者であれ、人生の経済的リスク管理の観点から、こうした「特段何もしなくてもお金が入ってくる仕組み」を持つことは重要だと思います。