不動産売買を扱う会社から勧誘電話がよくかかってきますが、私はすべてお断りしています。
まともな口のきき方をする人は半分もいなくて、半分以上はそもそも「口のきき方がなっていない」とけっこうイラッ!とさせられます。
ビジネスでは信用が第一で、礼節を守る態度がない人は相手に信用を得られにくいと知っておかなければいけないと思います。
東京都心の中古ワンルームマンションは表面利回りが5%前後のようですが、未曽有の金融緩和によって借入金利は1.8%くらいだとすれば、5-1.8=3.2%で金利差が3%前後あることになります。
これを投資対象としてOKとするかどうかは人によります。
私はその金利で計算してシミュレーションするのはちょっと危険だと思っています。
それにしても、なぜこんなにも都心の中古ワンルームマンションは人気が高いのか?
それだけ実需があるから・・・でしょうね。
実需というのは、つまり単身者でそうした住まいを求めている人が多い、ということです。
また、投資対象として考えたときは借金をしてレバレッジを利かせる勇気を持った会社員などが増えた、ということもあると思います。
それ以外にも、相続対策として見直されてきた背景もあります。
相続対策というのは、つまり、金銭で持つよりも形を変えて不動産で持ったほうが相続税が安くなることと、ワンルームマンションだと相続させやすい、という意味があります。
いずれにしても、ただ銀行にお金を置いておくだけでは利回り0.001%程度ですから、不動産投資にお金をまわしたほうがはるかにリターンは大きくなります。
いつまでこうした人気が続くのかはわかりませんが、東京都ではそもそも新規のワンルームマンションの供給が抑えられてきたので、まだ需要が供給を勝る期間は続くかもしれません。
ソロバンをはじいて自分なりに投資効率を計算して、見込みが立つならお金を投じて権利収入口を作る・・・この勇気を持つことが大切だと思います。