機関投資家にはない「個人投資家の強み」

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

個人投資家には機関投資家と違って「決算期」という概念・縛りがありません。

 

受託者責任に基づく第三者への説明義務もありません。

 

月次報告書を作成・提出する必要もありません。

 

確定申告のために保有している金融商品を定期的に売却したりする必要もありません。

 

そうした点が個人投資家と機関投資家の大きな違いとして挙げられます。

 

見方を変えれば、「個人投資家は時間を味方にしている」・・・と言えます。

つまり、時間軸を気にすることなく長期で運用を考えることができるわけです。

 

だから、個人の場合は運用パフォーマンスが悪いからと言ってその場しのぎに偽の報告書を作ることもなければ、誰かの叱責にビクビクしながら日々を過ごすこともありません。

 

これは個人投資家の大きなアドバンテージだと言えます。

 

逆に言うと、機関投資家と呼ばれるプロの投資家にはこのような時間の制限が必ずついてまわります。

 

決算があり、その期間内で高パフォーマンスの結果を出すことが求められます。

 

そのため、機関投資家は価格に関係なくある一定の時期において機械的にポジションを落としてくること(=商品の売却をするということ)もしばしばあります。

 

そのサイクルは3ヶ月ごと(四半期ごと)であることが多くなっています。

 

個人投資家は正々堂々と今年の損失分を翌年にまわすことができますが、機関投資家には原則としてそれができないわけです。

 

また、4半期ごとに委託先の年金基金の理事などに状況説明を行なう必要があったりします。

当然、その際には整合性のある説明を求められます。

 

だから常に3ヶ月サイクルで運用方針を決めて実行する必要が生じます。

 

個人投資家というのは情報収集力や資金の規模では機関投資家に劣りますが、何よりも時間の強みを生かすことで自分なりのパフォーマンスを上げることが可能です。

 

後は、その強みを活かせるかどうか?・・・です。

 

個人投資家は機関投資家と違って時間を味方にしているわけですから、常に長期スタンスで投資に臨み、仮にマーケットが低迷・暴落しているときであっても目先の価格変動に一喜一憂することなく悠長に構えていられるのは本当にありがたい点だと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目のお勧め記事!

  1. 2018-2-5

    一億総副業(複業)の時代が来るのか?

    昔から農業を営む人が農業以外の仕事にも就いて収入を得る・・・という「兼業農家」が存在しています。 …
  2. 2017-3-26

    【経営者注目!】新規参入でビジネスを早く軌道に乗せる裏技とは?

    一般的に、既に市場が出来上がっている業界に新規で参入していくのは「レッドオーシャンに飛び込む」・・・…
  3. 2018-1-12

    【幸運を得る方法】分かち合う→これってやっぱり大事です!

    お金が儲かる話や、時間やお金を節約できる話や、ビジネスに関連する出会いがありそうな場所や、美味しいレ…
  4. 2017-8-25

    【必読】G-PDCAサイクルをまわすときに大切なポイントとは?

    仕事をするときでもお金を稼ぐときでも共通して大切なことの一つに、「仕組みを適切につくる」ということが…
  5. 2017-2-12

    貧困生活から脱出するには?

    昨今、日々の生活が経済的に極端に苦しい・・・といったいわゆる貧困状態にある人が増えていると言われてい…
  6. 2019-12-23

    将来の経済的不安を和らげるためにまずすべきこと

    将来の経済的な面(金銭面)において不安にならない人はいない・・・と思いますが、その不安を呼び寄せてい…
  7. 2019-9-14

    アメリカで注目される「FIRE(ファイア)」

    アメリカの若くて高報酬を得ている人に「あなたはFireになりたいですか」と聞けば、通じる人には通じる…
  8. 2018-5-26

    自主練・自主トレをやっていますか?

    相撲でも、プロ野球でも、サッカーでも、面白いことに「シーズンオンとシーズンオフ」の概念があります。 …
  9. 2017-12-4

    未来を自分の手で創っていこう!

    未来は「変える」というよりも「創る」という表現のほうが正しいのかもしれません。 なぜなら、未来…
  10. 2017-3-31

    てるみくらぶ倒産に思うサラリーマンの選択・・・

    会社でクビになるサラリーマンの多くは実際に「クビ宣告」がされるまで、自分の生活が常時不安定に晒されて…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る