お金の教養を身に着けずに「借金をする」のは……

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

昔の小説によく出てくる悲哀をうかがわせるストーリーには「借金・貧乏」がたいてい含まています。

これは「日々の生活を過ごすためにやむを得ず借金をする → 悲哀を生む・・・」というパターンが読者の共感を呼びこみやすいからかもしれません。

ここでいう 「日々の生活を送る」は昔の概念で言えば、単純に「糊口をしのぐ=飢えをしのぐ」ことです。

そもそも昔は、「借金=親戚に頼む」が基本で、それは人として大変みじめで情けない姿だという教育観が施されていました。

明治~大正~昭和にかけて借金といえば親族や友人に借りることで、それはとても恥ずかしく屈辱的な行為だった・・・わけです。

そのため、中には「質屋」で家宝や衣服・宝飾品を質入れしてお金を手に入れる・・・という手を使う人もいたようです。

今の時代では、ほとんど考えられないことだと思います。

今の時代、そういう人はどうするか?というと、「消費者金融やクレジットカード会社」で「キャッシング」という手法でお金を借ります。

これは、かつての借金と違って「見知らぬ第三者(会社)からお金を借りる」というところに、かつての心理的屈辱感を払拭したものがあると思います。

場合によっては、誰にも会うことなく(顔を合わせることなく)カード一枚で手軽にお金を手に入れられる・・・という側面もあります。

貸す側も「気軽な利用」を促進しています。

人に会わず、頭を下げる必要もなく、数分でお金を手に入れられる・・・となれば、恥ずかしい思いや屈辱感を味わうこともありません。

だから、そうした手法でお金を借りる人が増えても不思議ではないと思います。

でも、そこに落とし穴があることも事実です。

手軽さゆえにその後の「返済」に苦労します。

下手をすれば、家庭不和、離婚、退職、犯罪、夜逃げ・・・といった人生を大きく狂わす展開になりかねません。

自己責任と言ってしまえばそれまでですが、消費のためにお金を借りることは現に慎む必要があると思います。

特に、社会のことをまだあまりよくわかっていない若者には、「消費のための借金」は禁物です。

金銭管理の知識もなく、基礎もできていない若者には危険な行為だと思います。

昔に比べればはるかに簡単にお金を手に入れられる時代になりましたが、だからと言って「お金を簡単に手に入れて良い」ということでもないと思います。

お金の教養を身につけ、お金の管理の基礎ができている状態でなければ、むやみやたらに消費のためお金を借りることはしないほうが良いと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2022-8-6

    「お金を切り崩す老後生活」から抜け出そう!

    一説には老後資金に必要な金額は夫婦2人で2千万円とも5千万円とも言われていますが、どれも正解であり不…
  2. 2017-1-20

    トランプ大統領誕生で「強いアメリカ」は復活するのか?

    今日(2017年1月20日)にアメリカの新大統領に就任予定のドナルド・トランプ氏ですが、前評判はかな…
  3. 2021-5-27

    年会費の位置づけ

    世の中にはいろんな「会員制度」があって、身近なところではスーパーや美容院や飲食店などがあります。 …
  4. 2017-10-2

    就労収入から権利収入へ

    収入には大きく分けて2通りあります。 1つは自分の身体を労働させてお金を得るという「就労収入」…
  5. 2023-12-26

    人生計画(ライフプラン)を立てていますか?

    これまでのサラリーマンは年功序列で右肩上がりの昇給が毎年あり、さらに退職金があり、それ以外に独自の企…
  6. 2017-3-7

    働くとなぜお金がもらえるのか?

    働く(もしくは仕事をする)と、たいていはお金をもらえます。 逆に言えば、お金をくれないのならほ…
  7. 2022-9-13

    インフレ時代に備えて節約より収入アップ!

    NISA枠上限の引き上げや投資期間の恒久化などを盛り込んだ金融庁案がまとめられたそうです。 &…
  8. 2017-6-28

    「教わる」+「育つ」の発想

    学校の先生をはじめとしていわゆる「教育」に携わっている人の多くは「教育とは教え育てるものだ」という考…
  9. 2017-5-21

    お金を稼ぎたい人の動機3パターン

    お金を稼ぎたい人の動機はだいたい3パターンに分かれます。 一つは家計を「マイナスから0」にする…
  10. 2021-3-18

    金の卵を産むガチョウを何羽飼っていますか?

    イソップ童話に、次のような話があります。 自分の飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを農…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る