人間関係でも、ビジネスにおいても、世間にはとかくトラブルを起こしやすい人がいるものです。
そうした人の特徴として「自分だけは得をしよう」とか「絶対に自分は損をしたくない」という思いが強いような気がします。
言い換えれば「優先順位は絶対に自分が一番で、極論を言えば自分さえよければあとはどうでもいい」・・・ということです。
本人は無意識のうちにそのような行動をとっているのかもしれませんが、あまりにそれが露骨で他人に迷惑をかけるようであれば、すぐにトラブルに発展します。
確かに人は誰でも「自分が大事」ですし、それを否定するものではありませんが、要諦は「程度/表現の仕方の問題」です。
バランスが大切だということです。
トラブルを起こす人がいると、徐々に人はその人から遠ざかっていきます。
自然と誰も寄ってこなくなります。
トラブルも幸運も、人が運んでくるものです。
自力だけがうまく「利」をえられれば良い、自分だけが成功すれば良い・・・といった偏った思想・発想・姿勢は、結局のところ近視眼的な視界しか持てなくなり、目の前にある幸運を逃してしまうと思います。
そういう人にはなりたくないし、そういう人だからけの会社や組織には所属したくないものです。
リーダーの教育も必要ですが、何より本人自身の気づきや自己啓発が大切な時代環境にあると知ることも大事だと思います。