ある時点での経験が楽しいか楽しくないか?を決定するのは、その時に生じた出来事や物事自体ではなく、それらを自分がどのようにとらえているか(とらえたか)・・・によります。
出来事は一つでもそのとらえ方は無数にあり、どうとらえたかによって人の感情が決定します。
どんなことでもポジティブ/前向きにとらえるような人は、何があっても楽しい/面白いという感情をもちます。
どんな些細なことでもネガティブ/後ろ向きにとらえるような人は、何があっても楽しくない/つまらないという感情をもちます。
まあ、そうは言っても人は完全完璧ではないので、100%ポジティブな人とか100%ネガティブな人というのは存在せず、言えるのはどちらの比重が強いか(重いか)・・・です。
そして人生を有意義に生きるには、当然、その比重は「ポジティブなほうに強く置く」ことが肝要です。
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新型コロナウイルスの感染拡大によって、この2年間は私たちの生活を大きく一変させるのに十分な時間だったと思います。
現在、多少は2年前と同様の行動パターンが戻ってきているにせよ、やはり大局的に見れば以前とは違う行動パターンが定着してきました(マスクの着用や手指の消毒など)。
人類の歴史を見ても、自身の人生を振り返っても言えることの一つは、「どんなに困難な状況に陥ったとしても、人は諦めない限り目標や夢を叶え、望む人生を手に入れることができる」ということです。
そして、そのために重要なことは、「自分が変化することを許容する/恐れずに自分から変化をする」ということです。
決して外部環境や周りが変わることを期待して待っていては(受け身の姿勢では)いけません。
それだと望む人生を手に入れることはできません。
積極的に自分から変化し、その結果少しでも成長して早く自分の器を拡げていくことが大切です。
自分自身や周りの人の生活や結果に強く影響を与えることができるのも「自分自身の考え方や行動変容」です。
実際、たった一つの「気づき」のおかげでその後の人生が大きく変わった・・・ということはよくある話です。
まずは「気づくこと」が重要です。
そして、それをそのままにせず、キチンと自分の行動に活かす工夫と努力が求められます。
その意識をもってさえいれば、コロナ禍において生活パターンや仕事の量・質が変化したとしても、自身を変化させることで乗り切っていくことが十分に可能だと思います。