お金を賢く使える人は「特別支出」の管理が上手です。
「特別支出」とは、毎月定期的に支出するものではなく、ある特定の条件下だけで発生する支出のことです。
たとえばお盆やお正月に田舎に帰省するときの交通費とか、バレンタインデー・ホワイトデーなどにかかるお金や、恋人の誕生日に送るプレゼント代や、5月ごろに必要となる自動車税とか、2年ごとにやってくる車検費用とか、年に1度の固定資産税などもこうした特別支出に当たります。
これらの特別支出をキチンと意識しておかないと、ある日急に支出が発生したような気持ちになり「どうしよう!?」とうろたえたりします。
毎月の家計の黒字を意識している人は多くいても、急な出費の「特別な支出」であたふたする人は決して少なくないと思います。
たまたま○○があったから出費が嵩(かさ)んだ・・・と思っている支出も、よくよく考えてみると、実は毎年同じ時期に同じことが起きている・・・ということになっているかもしれません。
もうちょっとすると、世間は夏のボーナス時期です。
夏のボーナスをもらうにあたって、ボーナスの振り分け先をちょっと再考して、また来月からの給料の使い道も再考して、将来の特別な支出に備えておくことも大切だと思います。