投資や資産形成の世界には「始めるリスク、始めないロス」という言葉があります。
投資にはリスクがつきものですが、でも、始めないことにはせっかく得られるはずだった利益を見逃す(ロス)ことにもなりかねません。
そのどちらをとるか(優先するか)?・・・という覚悟と勇気も、投資や資産形成に臨むなら必要な概念だと思います。
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『金持ち父さん 貧乏父さん』シリーズの中で、金持ち父さんの教えにこんなのがあります。
「多くの人が経済的に成功できない理由は、彼らが金持ちのアドバイスに従うのではなく、営業マンのアドバイスに従っているからだ」
お金持ち・先駆者・賢者のアドバイスというのは場合によっては「耳に痛い」ものかもしれません。
一方、営業マン・愚者のアドバイスというのはどちらかというと「耳障りが良い」ことが多いものです。
そこに落とし穴があります。
人は、苦労・苦痛を避け、ラク・気軽なことを選びがちです。
だから、多くの人は自分にとって「ラク」な選択をして、それが適切かどうかを問わないまま進んでしまう傾向があります。
人は誰しも、お金に不自由しない生活を送ることを内心では望んでおり、それを自分の行動によって短期で実現することを望む人は多いのすが、長期で実現することを善しとする人は少いと思います。
長期戦になっても良いので、経済的に自由となる自分の状態を夢見て、その実現に向けた努力を行なうことが大切です。
なかなか一部の人にしかできないことかもしれませんが、だからこそそうした少数派の人になれる意識を強く持つと良いと思います。
不動産投資は目先の大きなリターンはありませんが、ローリスクな投資のため、長期間をかけての資産形成が可能な手法です。
人生100年超の時代を迎え、お金を運用して資産形成をしていく必要性は今後ますます高まっていくと思われます。
少しでも早くこのことに気づき、行動を起こし、周りの戯言に惑わされずに人生を構築していくことが大事だと思います。