建築設計図なしで家を建てることを良しと考える人はまずいないと思います。
暗中模索状態で家を建てたら、とんでもない家になるかもしれません(・・・と言うか、まず建たないでしょうね)。
お金の無駄遣いです。
ところが、「お金」に関しては自分のお金の設計図を描いている人は少ないと思います。
お金の設計図→いわゆるマネープランです。
特にサラリーマンは、根拠なく何とかなるさ・・・くらいにしか思っていなかったりします。
一般的には男性よりも女性のほうがそうした面ではしっかりしていると言われ、将来の設計図を描いている女性は男性より多いと言われます。
まあ確かに、将来の設計図を描け・・・と言っても今の会社が存続しているかどうかわからないし、給料が安定してもらえるかどうかわからないし、退職金がもらえるか?・・・年金がもらえるか?・・・などもわからない、といえばわからないものです。
しかしながら、ある程度の仮説を立てておくと、それを一部変更したり補てんしたりすることによって軌道修正が比較的容易にできます。
今の日本では、金融機関にお金を預けておけば増えていくということはもはや幻想にすぎません。
「預けて増やす」という選択肢は除外してお金の将来設計図をつくることが大切だと思います。
お金に関して将来設計をしていると、自分の生き方も方向性が見えてきます。
経済的側面での将来を担保しておけるように努めることはどんな時代になっても大切なことだと思います。