投資センスがある人/お金を増やせる人は、もし手元に現金で1000万円あったなら、1000万円で買える家・マンション(=収益不動産)を現金買いするか、はたまたその1000万円を頭金にして銀行から融資を受けて3000~4000万円くらいの収益不動産を買ったりすると思います。
レバレッジを効かせて、効率よく、将来にわたって「お金を生む木」を手に入れようとするわけです。
投資センスのない人/貧乏な人というのは、1000万円があぶく銭であると自分に都合の良い解釈をして、自分の欲望の趣くままに商品・サービスにお金を支払ってパッパッとお金を使い切ります。
その結果、数か月後にはその1000万円はほとんど消えてなくなっています。
また、多くの人にありがちなのが、とりあえず「貯金しておこう」と銀行預金に預けてそのまま・・・というパターンです。
まあ、どれも正解だと思います。
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一般的な傾向として「貧乏な人が貧乏な理由は贅沢のし過ぎ」・・・というのがあります。
また、貧乏な人は「自分が贅沢をしていることにそもそも気付いていない」・・・という傾向もあります。
ここでいう「贅沢」とは、収入額や貯金額を超えた支出を指します。
まず間違いなく、貧乏な人(=お金が不足している人)というのは不要な贅沢を繰り返してしまう悪いクセを持っています。
そして、その贅沢を味わった快感が忘れられなくて、再びそうしたい!と強く恋焦がれて短期でお金が手に入る方法ばかりを探します。
少しずつ、長期にわたって、でも確実に手に入れる方法・・・なんて見向きもしません。
ここが、お金持ちになれる人かそうでない人かの分かれ道だと思います。
贅沢を維持したいとか、もっと贅沢したいという気持ちでお金を稼いでも、結局はそのお金は消えていきますから自分自身は貧乏なままです。
そもそも、身の丈にあった生活ができない、我慢ができない、見栄を張ることを止められない、というクセから脱却しないことには「お金の教養」も身に付きませんし、お金の教養が身に付かないと「お金で苦労するままの人生」で終わってしまいます。
お金を儲ける/増やす・・・ためには地味で時間のかかる行動を繰り返すことが必要なものです。
その地味な行動を我慢できないような性格だと、安定したお金儲け/お金を増やすことは難しいかもしれません。
「時間がかかる」という概念を持つことはとても大事だと思います。
手元に1,000万円があったとき、それをどう使うか?は人それぞれですが、それを元手にして「お金のなる木を育てる」という発想を持つことを私はオススメしています。