三代続けば末代続くと言われます。
一般的には「三代で食いつぶす」のが普通なのに、それがキチン三代続くということはそれだけしっかり財産管理/家計管理ができている証だから・・・ということなのだと思います。
大富豪がなぜずっと大富豪でいられるのか?
大富豪の子どもや孫たちは、なぜ引き続き大富豪でい続けることができるのか?
・・・と言うと、それは単純に莫大な遺産を親から受け継ぐことだけが要因ではなく、それらをキチンと管理し、さらに運用していくだけの知識を身につけ、さまざまな新しい手法等を学び、時代に合わせたお金の活かし方を修練しているからだと思います。
また、「複利運用」を取り入れていることも大きな要因の一つであり、背景には「複利の力を学んでいる」ことがやはりあります。
そうしたことを幼いころから勉強して実践してきたお金持ちの子孫はずっとお金持ちのままでいられ、それができなかった子孫はいつの間にか「三代で食いつぶして」しまうのだと思います。
長期にわたるキャッシュフローの大切さや複利を活かすことの重要性を学んだ本当の大富豪の家では、いわゆる「富の連鎖」が起きます。
お金を「量」でとらえているうちは「豊か」にはなれず、どこかで不安な日々を送ることになります。
お金を「複利運用」で考えるクセが身についていると、たとえ自分の代では複利の効果をあまり受け取ることができなくても、考え方を受け継いでいってもらえば子孫たちは安心な日々を過ごせます。
なぜなら、それは「お金が自然に入ってくる/増えていく流れ」の中に身を置くことに他ならないからです。
かっこよく言うと、自分(の代)から「富の連鎖」を始めることになるから・・・です。
長期にわたる安定したキャッシュフローを得られる環境・仕組みを設け、その中に身を任せてお金の「量」が減っていくストレスから解放される喜びを噛みしめる・・・といった経験ができるように、自分のマネープランを設計してみると良いと思います。