富を築くという意味で大事なことの一つに「自分のお金をうまく管理すること」があります。
お金を管理しないで放っておくと、いつ間にかお金がなくなってしまった・・・ということにもなりかねません。
お金の管理では、自分のお金を3つの財布に分けて考えると良いと思います。
一つは「家計の支出用」、
一つは「将来の貯蓄用」、
一つは「投資用」です。
サラリーマンは給料が自分の口座に振り込まれたらすぐに3つに分散するのが良いと思います。
給料以外でも、臨時にお金が入ってきたら、それを必ず3つに分けていく習慣を身に付けると良いと思います。
家計の支出用は、いつでも支払えるように流動的にしておく(=常に現金で手元に置いておく)ことが大切です。
貯蓄用は、安全でイザとなればすぐに現金化できるようでなければいけません。
ここで意識すべきは、「価値を守り、減らさず、維持すること」であって、決して「増やすこと」ではありません。
→ 結局、今の時代では「銀行預金」ということになります。
投資用は、チャンスがあればすぐに投資できるように準備しておくお金です。
「増やすこと」を意識し、取り分けておくことが大事です。
若いうちからこの「3つの財布に給料を振り分ける考え方」を身につけておくと、最初は使えるお金が少なくてちょっと大変かもしれませんが、やがてどんどんお金の使い方に関心が出てきて、将来的にお金で苦労する生活にはならないと思います。
最初にちょっと苦労をして、後で大きく果実を得る・・・まさにこれが「投資の醍醐味」でもありますが、この発想を人生全般で持っておくと人生はハッピーに暮らせると思います。