多くのサラリーマンの場合、経済的な面で老後を見たとき、「現時点+とその延長線」のままではほぼ間違いなく苦労をすることが予想できます。
老後に必要なのは、現役時代以上に安定した収入です。
その代表格が「公的年金」だったわけですが、その頼みの綱の「公的年金」だけでは生活が苦しくなってきていることは明らかです。
したがって、公的年金以外の「安定した収入」が大切となります。
生命保険会社などで加入している「私的年金」がある人はかなり助かると思います。
でも、多くの人は今からそうした「個人年金」に加入しても、毎月の保険料が高くなって、割が合わないと思います。
そこで大事なる発想が、「直接の収入ではばく、間接的に得られる収入」という考え方です。
それは、言い換えると「財資産をもち、その財資産から得られる収入」ということになります。
さらに具体的に言うと、印税か特許収入か家賃収入・・・です。
この中で、普通のサラリーマンにとって現実的なのは「家賃収入」となります。
老後に備えて多額の現金(キャッシュ)がある人はそれで構わないですが、なかなかそんな人は少数派であり、また自分がそうなろうと思っても簡単にはなれないものです。
その点、大家さんになる=不動産投資家になる・・・ということは、比較的簡単になれるものです。
特にサラリーマンの場合は容易になれます。
現金を持つもよし!・・・現金の代わりに現金を生んでくれる「財資産を持つ」もよし!・・・です。
現金は使ってしまえばなくなりますが、財資産はそこから生まれたお金を使っても財資産がなくならない限り半永久的に現金を生み出してくれますから、そう考えると、やはり「財資産を持つ」ことのほうが有利だと思います。