海外では、資産があればそれを使ってさらに増やそうと考えるのが常識だと言われています。
日本では「資産がお金を生む」という発想に乏しく、ほとんどの人はそうした教育を受けていません。
そのため、そんな発想もなければ当然その手段も知らない人がほとんどです。
せっかく多額の資産があっても、それを活用してお金を稼ぐ術(すべ)を知らないので、できることと言えばその資産をいかにして減らさないように守っていくか・・・もしくは背に腹は代えられないとばかりに少しずつ切り崩して生活費の足しにして、残高が減っていくのを戦々恐々と眺めて将来を不安に思うか・・・のいずれかです。
日本人というのは(まあ私も含めてですが)、資産を持っていてもそれを活用するのが下手で、ある意味では「宝の持ち腐れ」にしている人が多い・・・と言えそうです。
資産運用・・・という分野において、人はもっともっと勉強し、学び、経験を積み、楽しむ余裕が必要なのかもしれません。
それができるようになると、世界を見る目も変わると思います。
世界を見る目が変われば、行動範囲も広くなります。
行動範囲が広くなると、思考もより柔軟になり、人生に起きる様々な変化を受け入れやすくなります。
江戸時代のように鎖国をしていたころとはもうまったく違う時代なのですから、好むと好まざるに関係なく世界とつながりが強くなっていることに気づくことも大切です。
外国の人(海外投資家勢)が日本で投資活動を行なって、それを快く受け入れている私たちなのですから、自分たちも同じように「海外投資家」として外国で投資活動をする発想があっても良いと思います。
賃金・月収が増えることを望むよりも、「資産を増やす」ことに焦点を当てる意識や姿勢のほうが大切だと思います。