「気になった会社があれば、まずはほんの少しだけその会社の株を購入して、その後に詳しく調べていく 」・・・という分析・資金運用をフィデリティ投信のピーター・リンチ氏は行なっていたそうです。
このやり方は私も賛同です。
自分で実際に購入したときから始まる「本気度合い」は、実際には購入していないときと比べ物にならないほど大きなものになります。
関わり方が全然違ってきます。
宝くじでも似たようなことが言えます。
たとえ1000円であっても自分のお金を出して購入していると、やはりくじの当選結果が気になるものです。
馬券もそうです。
自分でお金を出していなければ(=利害に関係がなければ)無関心になることでも、お金を出した認識を持つだけで人は強く関心を持つようになります。
不動産の物件に関しても同じことが言えます。
これから不動産投資を進めたいと考えている人は、「まずは小さくて良いので実際に投資を始めて、その物件でしっかり不動産投資を勉強していくことが大切 」・・・だと思います。
実際にお金を出費して物件を購入した場合とそうない場合とでは、不動産に対する執着度も変わりますし、不動産投資に対する本気度もまるっきり変わります。
1.ある程度の賃貸需要が見込める中大都市の地域で
2.200万円以下という安い物件で
3.中古ワンルームの区分マンションや戸建てを狙って購入する
……ことから始めてみると良いと思います。