「投資で失敗する人の共通点」を知りたい・・・と思うのは誰でも同じだと思います。
その後の思考が大切で、それには2パターンの人がいます。
一つは、そこで聞いた「失敗者の共通点」を「あくまでも一つの参考例」として記憶にとどめ、同じ轍を踏まないように気をつけようとするパターンの人。
もう一つは、そこで聞いた「失敗者の共通点」が「すべての失敗例」だと勘違いして、自分はその共通点とは交わっていないことに安堵するパターンの人。
「あぁ、良かった~」とか「自分とは違うな・・・」と胸をなでおろして自分はあたかも「失敗」とは無縁であるかのように思い込もうとする人は、もしかすると後者パターンの人かもしれません。
それは、ある意味では危険なことです。
「失敗者の共通点」を表面的な視点だけで把握するのは危いからです。
失敗を「点」でとらえて、それさえを避けていれば安全だと思い込むのは危険であり、それこそが「失敗する人の共通点」に他なりません。
失敗の落とし穴は無数にありますから、慢心は禁物です。
他者の失敗例はあくまでも一つの事例に過ぎないと理解し、参考にはするけども自分に当てはまらないからと言って慢心もしない・・・という謙虚な姿勢が大切だと思います。